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前期基本計画(第4章)保健・福祉分野 第二次佐久市総合計画を策定しました。 | 佐久市ホームページ

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(2)

男性の平均

女性の平均 H22

H23

H24

H25

H26

0 75 80 85 90(歳)

81.08 79.37

81.11 79.45

80.87 79.26

81.05 79.46

81.36 79.89

平均寿命 健康寿命

H22

H23

H24

H25

H26

0 75 80 85 90(歳)

87.54 84.02

87.26 83.80

86.73 83.44

87.05 83.58

87.69 84.32

第1節 生涯にわたる健康づくりの推進

● 保健補導員*を育成し、活動の支援をするこ

とで、地域と一体となった保健予防活動を 行っています。

● 健康に関する講演会やぴんころステーション*

などを開催し、市民の健康に対する意識の高 揚を図っています。

● 地域の強みである「健康長寿」のブランド化 に向け、調査を行うとともに、推進体制の整 備を行いました。

● 歯や口腔の健康に対する意識の高揚を図るた め、年代別、対象別の教室を行っています。

● 健康づくり活動の推進のため、森林セラピー 基地*(春日の森・平尾の森)において市民

向け体験ツアーを開催するとともに、佐久市 温水利用型健康運動施設を整備しました。

● 市広報紙やホームページにより食育*の啓発

を行うとともに、食生活改善推進員*を育成

し、活動の支援を行っています。

● 市民の健康増進のため、地域の健康管理の担 い手として、保健補導員や食生活改善推進員 を継続して育成する必要があります。

● 市民の健康寿命*の延伸と健康格差の縮小

のため、講演会や講座の開催により、健康に 対する意識の高揚を図る必要があります。

● 「健康長寿」の魅力や要因などに関する調査 の結果を分析し、市民の健康増進のための施 策に反映するとともに、「健康長寿」のまち の魅力を発信していく必要があります。

● 歯や口腔の健康を維持するため、歯の教室や 健診などの各種事業に引き続き取り組む必要 があります。

● 市民が心身ともに健康を維持するため、森林 セラピー基地(春日の森・平尾の森)や佐久 市温水利用型健康運動施設などを利用した健 康づくり活動を充実していく必要がありま す。

● 健全な食生活を実践する力を養うため、食育 について、さらなる広報活動の充実を図る必 要があります。

● 地域における保健活動の主体となるよう、保 健補導員や食生活改善推進員を育成するとと もに、研修などを充実し、より一層地域の自 主活動を促進します。

● 保健補導員が任期終了後も地域において自主 活動ができるよう支援します。

(1) 地域における健康管理の担い手の育成

● 健康に関する講演会や講座を開催し、市民の 健康に対する意識の高揚を図ります。

● 地域が将来にわたって「健康長寿」であり続 けられるよう、健康長寿のより一層の増進の ための施策を推進するとともに、「健康長寿 のまち」の魅力を国内やアジアを始めとする 国外に発信します。

● 乳幼児から高齢者までの各年代における歯や 口腔の健康や疾病予防などの各種事業を実施 し、市民の意識の高揚を図ります。

● 森林セラピー基地(春日の森・平尾の森)や 佐久市温水利用型健康運動施設を利用した健 康づくりプログラム、体験ツアーなどをさら に推進します。

(2) 健康づくり活動の推進

● 市民が生涯にわたり健康で暮らせるよう、市 広報紙を通じ「食を大切にする心を育む」こ とについて啓発を図ります。

● 健全な食生活を実践する力を養うため、関係 機関と連携し、各世代での食育事業を推進し ます。

(3) 食育の推進

*保健補導員:区長の推薦を受け市長により委嘱され、市民の健康生活推進のための保健事業について理解を深め、研修会などで学んだことを家 族、そして地域へと普及する地域の健康づくりの担い手となる者

*ぴんころステーション:健康相談、 栄養相談、ぴんころ食(健康食・長寿食)の紹介、 調理実習など、 公民館活動や保健補導員などの地区活動 として実施される健康教室

*森林セラピー基地:生理的にリラックス効果をもたらすことが実証され、 森林環境や滞在施設などにおいても優れていると認められる地域 110

*食育:様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる力を育むこと。 *食生活改善推進員:生活習慣病の予防や食育の推進のために地域での普及活動を推進する者

*健康寿命:日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間のこと。 *健康格差:地域や社会経済状況の違いによる集団における健康状態の差のこと。

111

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

2歳児歯っぴー教室

0 歳の健康寿命と平均寿命の推移

食育講座「キッズキッチン」

健康増進

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

現状と課題

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.32

現状値(H28)

3.33

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

(3)

113 *特定保健指導:特定健康診査の結果から、 生活習慣病の発症リスクが高い者に対して、 生活習慣の改善などをサポートすること。

*心のほっとライン・佐久:心といのちの相談に対応するための専用の電話相談窓口

112

*新しい保健:生まれてくる赤ちゃんからお年寄りまで、 家族みんなが健康長寿であり続けるため、各世代に見えてきた課題を克服する取組や手法 を新しい視点から取り入れた若い世代からの保健予防活動を行うこと。

*レセプト:病院が健康保険などの報酬を公的機関に請求するために提出する書類

*ゲートキーパー:自殺の危険を示すサインに気づき、 適切な対応(悩んでいる人に気づき、 声をかけ、 話を聞いて、 必要な支援につなげ、 見守 る)を図ることができる人

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 将来にわたり健康長寿であり続けるため、保 健予防活動などの「新しい保健*」を推進し

ています。

● 健(検)診データやレセプト*の分析結果を

活用し、訪問や電話による受診勧奨、追跡管 理を行うとともに、健診未受診者に対する個 別受診勧奨を行っています。

● 保健師・看護師によるおたっしゃ訪問、高齢 者基本調査、栄養士による栄養改善指導、歯 科衛生士による歯科保健指導などの高齢者保 健事業を行っています。

● 感染症の発生状況の情報収集を行い、市広報 紙やホームページで周知するとともに、佐久 市新型インフルエンザ等対策行動計画を策定 し、発生時に備えた体制整備を行っていま す。

● 自殺予防対策として、電話や窓口での相談体 制を整備するとともに、関係機関との連絡協 議会や庁内関係課連絡会議の設置、ゲート キーパー*の養成を行っています。

● 精神障がい者が地域で安心して生活できるよ う、相談者の状況に応じ家庭訪問や電話相談 を行うとともに、家族への相談支援を行って います。

● 若い世代からの保健予防活動を推進するた め、引き続き「新しい保健」を推進していく 必要があります。

● 若い世代からの生活習慣病予防や重症化防止 が重要なため、健(検)診データなどから多 面的な分析を行い、保健指導の充実を図る必 要があります。

● 健(検)診の受診率向上のため、若い世代か ら健康診断を受診しやすい環境を整備する必 要があります。

● 高齢者の生活習慣病や虚弱を予防するため、 さらに高齢者保健事業を推進していく必要が あります。

● 感染症の発生予防やまん延防止のため、予防 接種やエイズなどの各種感染症の知識の啓発 を強化する必要があります。

● 「誰も自殺に追い込まれることのない社会」 を目指し、自殺予防に関わる人材育成を行う とともに、相談支援を継続して行う必要があ ります。

● 精神障がい者が地域で安心して生活できるよ う、引き続き関係機関との連携を図り、地域 で支え合う体制を整備していく必要がありま す。

● 市民の生活習慣の改善に向けた「新しい保 健」の取組をさらに推進します。

● 喫煙、食生活、運動などの生活習慣を改善す る一次予防活動や特定保健指導*を中心に、

保健指導の充実に努めます。

● 商工会議所、各商工会、学校などで健(検) 診の受診勧奨や健康講話を開催し、予防意識 を高めることで、健康診断の受診率向上を図 ります。

● 訪問指導などの高齢者保健事業の充実を図り ます。

(1) 保健活動の充実

● 国・県と連携し、感染症に対する知識の普及 や予防意識の啓発の強化を図ります。

● 感染症に関する情報の収集や発生時の体制整 備など、感染症流行の予防とまん延の防止に 努めます。

(2) 感染症予防対策の推進

● 心のほっとライン・佐久*や窓口相談などの

相談機能を充実させるとともに、自殺予防に 関わるゲートキーパーの養成を推進します。

● 精神障がい者が地域で安心して生活できるよ う、生活相談などの支援に努めます。

(3) こころの健康づくり

「健康づくり佐久市民のつどい」での寸劇

H23 H24 H25 H26 H27 33.4

40.0

35.0

30.0

0.0

37.1 37.1

36.0

39.9 (%)

特定健康診査受診率の推移

現状と課題

保健活動

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.19

現状値(H28)

3.24

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

(4)

医師数 歯科医師数 看護師数

400

300

200

100

0 66

H20

H18 H22 H24 H26

1,600

1,500

1,400

1,300

1,200

1,100

73 67 76 76

286 289 305 298 323 1,167

1,252

1,340

1,423

1,494 (人)

115 *佐久市立国保浅間総合病院改革プラン:浅間総合病院が地域において必要な医療を安定的かつ継続的に提供していくための抜本的な改革計画

114

*地域完結型の医療:医療機関の相互の役割分担や連携により、 地域全体で必要な医療を提供する体制のこと。

*かかりつけ医:体調の管理や病気の予防や治療など、自分や家族の健康に関し日常的に相談でき、緊急の場合も対処してくれる医師のこと。 一般 的には、 地元の開業医を指す。

*病病連携・病診連携:患者のその時々の病態に合った医療を効率的に提供するため、 病院と診療所、あるいは専門の違う病院が互いに連携して医 療を提供する仕組みのこと。

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 超高齢社会にも対応した地域完結型の医療*

を安定的に提供するため、急性期以降の患者 の療養環境の整備を支援しています。

● 出前講座の開催や市広報紙への掲載により、 「かかりつけ医*」を持つことの大切さにつ

いて啓発活動を行っています。

● 佐久総合病院再構築の支援により、平成 26 年 3 月に佐久医療センターが開院するとと もに、佐久総合病院本院の改築などが進めら れています。

● 佐久医師会、佐久歯科医師会の協力のもと、 休日小児科急病診療センター、平日夜間急病 診療センターや休日救急歯科診療所を開設し ています。

● 浅間総合病院では、第二次整備事業により、 手術室、糖尿病センターや給食施設などを整 備しました。

● 浅間総合病院では、大学医局や県などへの要 請、臨床研修の受入体制の強化による初期研 修医の確保、医師住宅取得資金貸付制度の活 用などにより、人材確保に努めています。

● 医療体制の充実を図るため、病病連携・病診 連携*による患者の診療情報の共有化を検討

する必要があります。

● 病状などの状況に応じた「医療機関のかかり 方」や健康に関して日常的に相談できる「か かりつけ医」を持つことが重要なため、情報 提供を充実していく必要があります。

● 休日小児科急病診療センター、平日夜間急病 診療センターや休日救急歯科診療所の周知を 図るとともに、利用しやすい環境の整備を進 めていく必要があります。

● 浅間総合病院では、安定した医療提供と健全 運営を図るため、医師を始めとする人材確保 に努める必要があります。

● 浅間総合病院では、良質な医療を安定的に提 供し続けるため、医療機器や施設を計画的に 更新する必要があります。

● 国の医療施策の動向や市民ニーズを踏まえ、 関係機関と連携し医療体制の充実を図るとと もに、患者の診療情報の共有化などの相互連 携について検討します。

● 地域全体で医療を守っていくため、病状など の状況に応じた「医療機関のかかり方」や身 近なところできめ細かな医療を提供する「か かりつけ医」を持つことについて啓発を図り ます。

● 休日小児科急病診療センター、平日夜間急病 診療センター、休日救急歯科診療所など、地 域の救急医療体制について、佐久医師会、佐 久歯科医師会などの協力を得ながら充実を図 ります。

(1) 地域医療体制の充実

● 県の地域医療構想を踏まえた「佐久市立国保 浅間総合病院改革プラン*」に基づき、市民

が必要とする医療の提供を行うため、医師を 始めとする人材確保や経営基盤の強化に努め ます。

● 良質な医療を安定的に提供し続けるため、地 域や時代の要請に対応した医療機器や施設の 計画的・効率的な更新を進めます。

(2) 浅間総合病院の充実

医師数、歯科医師数、看護師数の推移

浅間総合病院

現状と課題

医療

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.33

現状値(H28)

3.34

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

(5)

(円)

H23

H22 H24 H25 H26

340,000 320,000 300,000 280,000 260,000 240,000 220,000 200,000 0

299,333 308,669

315,856

333,461

297,461 303,819303,819303,819 324,543

326,029

273,593 283,948

293,662

313,398

284,005

255,887

全 国 長野県 佐久市 314,404 314,404 314,404

(円)

H23

H22 H24 H25 H26

904,795 918,206 919,452 929,573 932,290

783,039 787,242 799,453 804,424 770,560

737,437 738,446 742,896 745,082 727,898

303,819 1,000,000

900,000

800,000

700,000

600,000

0

全 国 長野県 佐久市

314,404

117 *ジェネリック医薬品:新薬(先発医薬品)の特許終了後に新薬と同じ有効成分で作られ、 厚生労働省が効き目や安全性が新薬と同等であると認

め、 製造販売されている薬

*コンビニ納付:国民健康保険税や市県民税、下水道使用料など、市税や料金の一部がコンビニエンスストアでも納付できる制度

116

*特定健康診査:生活習慣病を引き起こすメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を早期に発見するため、平成 20 年度に始まった腹囲や身 長、体重、 血圧、 血液などの検査。 基準以上の場合、 食生活や運動習慣について指導を受ける対象になる。

*後期高齢者医療制度:75 歳以上の高齢者は、 広域連合が運営する独立した後期高齢者医療制度に加入し、 給付を受けるという制度

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 国民健康保険税の収納率向上のため、職員に よる一斉滞納整理や夜間休日の徴収などを 行っています。

● 医療費縮減のため、健康診断の結果などに基 づき、生活習慣病重症化ハイリスク者に対す る訪問や電話での受診勧奨、追跡管理を行っ ています。

● 特定健康診査*の受診率向上のため、健診

キャンペーンやチラシの配布などを行ってい ます。

● 後期高齢者医療制度*は、高齢者に理解が得

られるよう、制度の周知を行っています。

● 無年金者の解消を図るため、日本年金機構と 連携し、年金保険料納付相談会を行っていま す。

● 国民健康保険財政は、高齢化の進行や医療の 高度化などにより保険給付費が増大する一 方、被保険者数の減少などにより、支出の増 に見合う収入の確保ができない状況が見込ま れます。

● 国民健康保険が将来にわたり安定的で持続可 能な制度となるよう、財政健全化に向けた計 画的な取組を行う必要があります。

● 国民健康保険は、制度の安定化を図るため、 平成 30 年度から都道府県が市町村とともに 保険者となり、財政運営の責任主体となるた め、国や県の動向を注視していく必要があり ます。

● 後期高齢者医療制度は、財政運営の健全化や 安定的な運用のため、低所得者層の増加や、 制度への理解不足による保険料の滞納に対応 する必要があります。

● 国民年金は、若い世代を中心に未加入者や未 納者が増加していることから、老後の生活の 安定と地域経済の基盤確保のため、年金制度 の啓発に努める必要があります。

● 安定的で持続可能な医療保険制度の運営のた め、5 か年ごとに財政健全化計画を策定し、 計画に基づく取組を進めます。

● 国民健康保険税の収納率向上のため、滞納者 との早期折衝を図るとともに、滞納処分を強 化し、滞納額の縮減を図ります。

● 糖尿病などの重症化を予防し、保険給付費を 縮減するため、健康診断の結果などから抽出 した対象者に対する保健指導の強化を図りま す。

● 疾病の早期発見・早期治療を促進するため、 特定健康診査の受診率の向上を図り、保険給 付費の縮減に努めます。

● イベントでの啓発などにより、ジェネリック 医薬品*の使用を促進します。

● 国や県の動向を注視しながら、国民健康保険 の制度改革への対応を図ります。

(1) 国民健康保険の健全運営

● 後期高齢者医療保険料の収納率向上のため、コンビニ納付の開始により被保険者の利便

性の向上を図るとともに、滞納者への折衝の 強化を図ります。

(2) 後期高齢者医療制度の適切かつ

円滑な運営

● 日本年金機構と連携し、制度に関する啓発の 強化や、年金相談の充実を図ります。

(3) 国民年金事務の適正な処理

中学生後発医薬品使用促進ポスターコンクール

国民健康保険1人当たり医療費の推移

現状と課題

医療保険・国民年金

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.07

現状値(H28)

3.10

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

資料:国保中央会「国民健康保険の実態」

佐久の鯉太郎ミニも ジェネリック医薬品希望 保険証ケースを持っています!!

後期高齢者1人当たり医療費の推移

(6)

119 *地域コミュニティ:地域住民が生活している場所、 消費・生産・芸能・祭りに関わり合いながら、住民相互の交流が行われている地域社会、あ

るいはそのような住民の集団

118

*佐久市避難行動要支援者名簿:高齢者、 障がい者、乳幼児などの防災施策において特に配慮を要する者(要配慮者)のうち、 災害発生時の避難 などに特に支援を要する者の名簿

*災害時住民支え合いマップ:災害の避難時に支援が必要な要配慮者、 支援者、社会資源などを表記した地図 *ユニバーサルデザイン:年齢、性別などに関係なく誰でも使用することができる製品などの設計・デザイン

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

第2節 地域で支え合う社会福祉の充実

● 第二次佐久市地域福祉計画に基づき、全ての 人々が住み慣れた地域で安心して暮らしてい くための各種施策を推進しています。

● 「佐久市避難行動要支援者名簿*」を作成す

るとともに、地域による「災害時住民支え合 いマップ*」の作成を支援することにより、

市民の助け合い・支え合いの機能の強化に努 めています。

● 市内の小・中・高校生を対象とした障がい者 による講話や車椅子体験を始めとした福祉体 験教室の開催など、福祉の心を育てる教育を 推進しています。

● 社会福祉協議会と連携し、ボランティアが地 域で活動しやすい環境の整備や組織強化のた めの支援を行っています。

● 公共施設などを所管する関係機関と情報の共 有化を図り、ユニバーサルデザイン*のまち

づくりを進めています。

● 核家族化や都市化の進行により、地域のつな がりが希薄化傾向にあるため、全ての人が家 庭や住み慣れた地域で互いを思いやり、助け 合い、支え合うまちづくりを進めていく必要 があります。

● 少子高齢化や人口減少の進行に伴い、育児や 介護などの福祉ニーズは多様化・複雑化して いるため、保健・医療・福祉・介護の各分野 の機関が連携し包括的な支援を行う地域福祉 ネットワークを充実していく必要がありま す。

● 児童生徒に対し、福祉の心を育てる教育を推 進するため、各種施策を充実していく必要が あります。

● 地域福祉の推進のため、地域の担い手である ボランティアの育成と、組織の充実を図る必 要があります。

● 公共施設の整備などにおいて、ユニバーサル デザインの視点に立ち、全ての人々が暮らし やすいまちづくりを推進していく必要があり ます。

● 第三次佐久市地域福祉計画を策定し、市民の 社会福祉意識の高揚と、地域コミュニティ*

の育成を図るとともに、地域住民と関係機関 との協働により、総合的な地域福祉ネット ワークの充実を図ります。

● 市内の小・中・高校生を対象とした福祉体験 学習などを充実し、福祉の心を育てる教育を 推進します。

(1) 地域福祉の推進

● 社会福祉協議会、NPOなどと連携し、ボラ ンティアを育成するとともに、組織の充実と 活動を促進します。

(2) ボランティア活動の促進

● 全ての人々が地域で安心して暮らすことがで きるよう、ユニバーサルデザインの視点によ る公共施設などの整備や改修を推進します。

(3) ユニバーサルデザインのまちづくり

H23 H24 H25 H26 H27 10,000

9,000

8,000

7,000

0 (人)

9,621

8,873 8,923

7,581

7,322 (人・グループ)

H24

H23 H25 H26 H27 500

400

300

200

100

0

184 206

368 385

161

165 166

112 120 159

個人登録 グループ登録

ボランティアの状況

佐久市社会福祉大会

地域福祉

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

現状と課題

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.10

現状値(H28)

3.15

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

※H28 アンケートでは「福祉のまちづくり」と聞いた。

資料:佐久市社会福祉協議会

ボランティア登録数

(7)

H23 H24 H25 H26 H27 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 (人)

25,979 26,516 27,055 27,779 28,506 佐久市高齢者人口(65歳以上)

佐久市   長野県   全国

26.7 27.4 28.3

29.2 30.1

23.3 24.1 25.1

26.0 26.6 25.9 26.6 29.0 27.9 27.2 35.0 30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 (%) 121 *さく成年後見支援センター:認知症・知的障がい・精神障がいなどにより判断能力が十分でない者の権利擁護支援を図るため、 成年後見制度に

関する利用相談や普及啓発を行う機関

*成年後見制度:判断能力が十分でない方が、 法律面や生活面で不利益を被らないよう、 家庭裁判所が選んだ援助者が財産と生活を守る制度 *地域包括ケアシステム:要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介

護・予防・生活支援が一体的に提供される体制

120

*地域包括支援センター:高齢者に関して総合的な窓口、 介護予防マネジメント、権利擁護、包括的・継続的ケアマネジメントの支援などを行う中 核機関

*医療介護連携推進協議会:市内の病院、 介護事業所、 区長、行政関係者などをメンバーとし、 医療・介護の連携における課題の抽出を行い、解 決策を検討する協議会

*認知症サポーター:認知症を理解し、 認知症の方や家族を地域で見守る者

*地域密着型介護保険施設:地域密着型施設サービス計画に基づき入浴、 排泄、 食事などの介護、その他の日常生活を送る上で必要となるサービス などや機能訓練、 療養上のサービスを行う施設

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 5つの生活圏域ごとに「地域包括支援セン ター*」を設置し、保健師、社会福祉士、主任介

護支援専門員などが連携し、介護予防マネジ メントなどの包括的支援を進めています。

● 在宅医療・介護の連携体制を整備するため、 平成 25 年度に医療機関や介護事業所などで 構成する「医療介護連携推進協議会*」を設

置しました。

● 「認知症にやさしい地域づくりネットワーク 運営委員会」を開催し、認知症高齢者や虐待 防止に対する体制づくりを進めています。

● 認知症への理解を深めるため、講演会を開催 するとともに、区、消防団、小中学校などで 認知症サポーター*の養成を行っています。

● はつらつ水中ウォーク、転倒骨折予防、脳の 健康度測定事業などの各種介護予防事業を 行っています。

● 佐久市老人福祉計画・佐久市介護保険事業計 画に基づき、地域密着型介護保険施設*など

の整備を促進しています。

● 「さく成年後見支援センター*」や「地域包

括支援センター」と連携し、成年後見制度*

の周知・啓発を行っています。

● 認知症高齢者の増加が懸念されるため、認知 症に対する理解を促進し、見守り支援ができ る地域づくりに取り組む必要があります。

● 高齢者が介護が必要となる前から介護予防と 生活の自立に対して意識を持ち、地域で健康 な生活を続けていかれるよう、各種事業の充 実と周知を図る必要があります。

● 介護保険制度の適正な運営や生活圏域を踏ま えながら、介護保険施設を計画的に整備して いく必要があります。

● 高齢化の進行に伴い、介護人材不足が課題と なっているため、介護職員の人材の確保と育 成に対する支援を検討していく必要がありま す。

● 判断能力が低下した認知症高齢者などを法律 的に保護するため、成年後見制度の利用を促 進していく必要があります。

● 地域の特徴を生かした「地域包括ケアシステ ム*」を構築するため、地域包括支援セン

ターの機能を強化していく必要があります。

● 高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられる よう、在宅医療・介護の連携体制をさらに充 実させる必要があります。

● 高齢者が住み慣れた地域で、安心・安全に生 活が継続できるよう、地域の特徴を生かした 包括的支援事業を推進します。

● 在宅医療・介護の各分野の連携により、在宅 医療 24 時間体制などの整備を促進します。

● 認知症高齢者を地域で見守り、支えていくた め、「認知症にやさしい地域づくりネット ワーク運営委員会」において地域の特徴に合 わせた見守り体制を構築するとともに、引き 続き認知症サポーターの養成などの認知症施 策を推進します。

● 高齢者虐待や孤独死を未然に防ぐため、地域 ぐるみで協力し支え合える地域づくりやネッ トワークの構築に努めます。

(1) 地域包括ケアシステムの構築

● 高齢者のいきがい対策事業、生活支援事業、 栄養や運動を中心とした介護予防事業などを 推進します。

● 高齢者が自立した生活を送るため、高齢者自 身がお互いに支え合うことのできる生活支援 体制の整備を促進します。

(2) 高齢者支援サービスの推進

● 介護保険法に基づき、適正な事業運営を推進 します。

● 民間事業所と連携しながら地域密着型の介護 保険施設などの整備を促進します。

● 国・県が実施している介護人材の育成、確保 に向けた事業などの周知を図ります。

(3) 介護保険の適正な運営と介護基盤の整備

● 成年後見制度について、市民の関心と理解を 深めるとともに、必要とする高齢者の利用が 十分に図られるよう、事業の周知と制度の利 用支援に努めます。

(4) 高齢者の権利擁護の推進

転倒骨折予防事業

H23 H24 H25 H26 H27 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 4,527 603

4,749 4,847 4,898 4,896 (人) 要介護5  要介護4  要介護3  要介護2

要介護1  要支援2  要支援1

654 804 941 773 471 281 591 719 824 996 843 498 278 602 676 758 1,051 924 540 296 554 650 678 1,075 1,025 533 383 536 640 634 1,004 1,098 567 417

要支援・要介護認定者数の推移 高齢化率と高齢者人口の推移

介護・高齢者福祉

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

現状と課題

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.09

現状値(H28)

3.10

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

※H28 アンケートでは「高齢者福祉・介護保険」と聞いた。

資料:総務省「国勢調査」

(8)

123 122

*佐久広域連合障害者相談支援センター:平成 24 年 4 月 1 日に佐久圏域 11 市町村が共同で設置した、 障がいに対応した相談支援事業を行う機 関

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 障がい福祉サービス事業所、佐久広域連合障 害者相談支援センター*、相談支援専門員な

どと連携し、障がい者が住み慣れた地域で安 心した生活が送れるよう、必要なサービスの 提供と相談支援を行っています。

● 障がい児などの保護者の子育てへの不安や悩 みに寄り添いながら、各種相談事業を行って います。

● 公共施設を有効活用し、グループホームの整 備を行いました。

● 障がい者が自立した日常生活や社会生活を送 ることができるよう、料理教室やパソコン講 座などを行っています。

● 障がい福祉サービス事業所と連携し、個々の 状態に応じた就労支援事業を行っています。

● 障がい者の自己決定を尊重し、本人の希望や 障がいの特性に応じた適切なサービスを提供 する必要があります。

● 障がい者の自立と社会参加を促進するため、 家族、地域、関係機関と行政が一体となり、 安心して快適に生活できる環境の整備を進め ていく必要があります。

● 「障害を理由とする差別の解消の推進に関す る法律」に基づき、障がいを理由とする差別 の解消に向け、市民、事業者、行政のそれぞ れが理解を深め、行動につなげていく必要が あります。

● 保育所、学校、医療機関、障がい児施設など の関係機関と連携を強化し、児童の能力を最 大限に伸ばせるよう、障がいの種類や程度に 応じた、きめ細かな支援を実施していく必要 があります。

● 障がい者の地域生活の場の確保のため、必要 な施設整備を引き続き支援していく必要があ ります。

● 障がい者の積極的な社会参加を促進するた め、地域における社会資源の活用により、社 会参加の機会の充実を図る必要があります。

● 障がい者の就労支援を推進するため、民間企 業や就労支援事業所と連携し、就労の場の拡 充を支援していく必要があります。

● 家族、地域、関係機関と行政が一体となり、 障がい者が住み慣れた地域で安心して生活で きる環境整備を進めます。

● 利用者のニーズに応じた適切な福祉サービス を提供することにより、障がい者が地域の一 員として自立し、社会参加できる環境づくり を推進します。

● 判断能力が十分でない障がい者などを法律的 に保護するため、「さく成年後見支援センター

」と連携し、成年後見制度の利用を促進しま

す。

● 障がいを理由とする差別に関する相談に的確 に応じることができるよう、関係機関と連携 し、必要な体制整備を図るとともに、障がい を理由とする差別の解消に向け、啓発を推進 します。

(1) 障がい福祉サービスの充実

● 関係機関と連携し、障がいの早期発見、早期 支援とともに、家族支援を促進します。

● 重症心身障がい児やその家族の生活を支援す るためのネットワークづくりを推進します。

● 発達に課題がある児童に対する正しい理解を 広めるとともに、親子療育支援を推進しま す。

(2) 障がい児及び発達に課題がある児童

などに対する支援

● グループホームなど、障がい者の地域生活の 場の整備を支援します。

(3) 障がい者施設の充実

● 障がい者の自立した日常生活や社会参加のた め、講座、教室、各種相談事業、就労支援な どの充実に努めます。

● 民間企業における障がい者雇用に関する理解 を促進します。

(4) 障がい者の社会参加の支援

佐久市療育支援センター

佐久市障がい者福祉展

現状と課題

障がい者福祉

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

施策目標

3.06

現状値(H28)

3.11

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

*さく成年後見支援センター:認知症・知的障がい・精神障がいなどにより判断能力が十分でない者の権利擁護支援を図るため、 成年後見制度に 関する利用相談や普及啓発を行う機関

(9)

600

500

400

300

200

100

0 (世帯)

835,970 843,833

809,297

774,516 769,318 月平均世帯数 生活保護費

470 460

441 434 432

(千円)

H23 H24 H25 H26 H27

900,000

700,000

500,000

300,000

0

125 *自立支援プログラム:被保護世帯全体の状況を把握した上で、被保護者の状況や自立阻害要因について類型化を図り、それぞれの種類ごとに取り

組むべき自立支援の具体的内容や実施手順などを定め、これに基づき個々の被保護者に必要な支援を組織的に実施するもの。

*まいさぽ佐久:行政、 公共職業安定所、 関係機関などと連携を図りながら、 生活や就労などで悩みを抱えている方の総合的な支援を行う機関 *民生児童委員:地域の奉仕者として、 厚生労働大臣から委嘱され、 地域住民の相談相手として問題解決のために支援、 助言などを行う者

124

*子ども特別対策推進員:子どもの性格・生活習慣・学校生活・非行・家庭環境での養育問題について、 家庭相談員、 関係機関と連携し、コー ディネートする者

*高等職業訓練促進給付金:ひとり親家庭の親が就職の際に有利となり、生活の安定に資する資格取得を促進するため、看護師や介護福祉士などの 資格取得養成機関で修業する場合、一定の修業期間中に支給する給付金

*自立支援教育訓練給付金:ひとり親家庭の親が自立の促進を図るため、経理事務や医療事務などの技術を身に付けるための講座を受講する場合、 受講料の一部を支給する給付金

*高等学校卒業程度認定試験合格支援給付金:ひとり親家庭の親(20 歳未満の児童を扶養している)または、その児童がより良い条件での就業や 転職に資するために高等学校卒業程度認定試験の合格を目指し対象講座を受講する場合、受講料の一部を支給する給付金

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 「児童館に集まれ事業」により、子どもの自 立心や社会性を高める支援を行っています。

● 子ども特別対策推進員*、母子・父子自立支

援員、就業支援員などにより、ひとり親家庭 への相談支援を行っています。

● 高等職業訓練促進給付金*、自立支援教育訓

練給付金*、高等学校卒業程度認定試験合格

支援給付金*の給付などにより、ひとり親世

帯の経済的自立を支援しています。

● 生活保護法に基づき、生活保護受給者の最低 限度の生活の保障をするとともに、自立支援 プログラム*の活用や関係機関との連携によ

り、自立に向けた支援を行っています。

● 生活困窮者に対し、生活就労支援センター 「まいさぽ佐久*」や佐久公共職業安定所な

どと連携し、経済的・社会的自立支援を行っ ています。

● 親と過ごす時間が少ないひとり親家庭などの 子どもに対し、基本的な生活習慣の習得を地 域全体で支援していく必要があります。

● ひとり親家庭の増加により、相談内容が多様 化しているため、引き続き相談支援体制の充 実を図る必要があります。

● ひとり親家庭の経済的自立により生活の安定 を図るため、就業や転職の支援を強化する必 要があります。

● 生活保護受給者の経済的・社会的自立のた め、引き続き自立支援プログラムに基づく支 援を実施するとともに、佐久公共職業安定所 などの関係機関と連携した相談支援体制の充 実を図る必要があります。

● 生活困窮者の自立や就労のため、関係機関と 連携した相談支援などを実施していく必要が あります。

● 子どもの居場所づくりのため、関係団体と連 携して、食事の提供や学習支援の実施を検討 します。

● 子ども特別対策推進員、母子・父子自立支援 員、就業支援員などによる各種相談体制や日 常生活支援の充実を図ります。

● 就業機会の拡大により経済的自立を図るた め、高等職業訓練促進給付金、自立支援教育 訓練給付金、高等学校卒業程度認定試験合格 支援給付金などの活用を促進します。

(1) ひとり親家庭への支援の充実

● 生活保護法に基づき、適正な生活保護制度の 運用に努めます。

● 生活困窮者の経済的・社会的自立のため、関 係機関や民生児童委員*などと連携し、相談

支援体制の充実を図ります。

(2)生活保障・自立支援の充実

(世帯)

1,016 1,400

1,200

1,000

800

100

0

H24 H25 H26 H27 H28 1,080 1,122

1,158 1,174

103 112 123 116

母子世帯数 父子世帯数

母子・父子世帯数の推移 生活保護世帯数・生活保護費の推移

生活就労支援センター「まいさぽ佐久」

現状と課題

ひとり親家庭支援・低所得者福祉

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

資料:子育て支援課 ※母子世帯基準日 6 月 1 日

※父子世帯基準日 8 月 1 日

※父子世帯数は、平成 25 年度調査の実施なし

資料:福祉課

施策目標

2.92

現状値(H28)

3.00

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

(10)

佐久市女性数(15∼49歳) 佐久市   長野県   全国 30,000

20,000

10,000

0 (人)

19,318 19,194 19,066 18,925 18,708 1.56 1.52 1.57 1.59 1.58 1.60

1.20

0.80

0.00 H24

H23 H25 H26 H27 1.50

1.50

1.50 1.511.511.51 1.541.541.54 1.541.541.54

1.52 1.52 1.52

1.39 1.41 1.43 1.42 1.45

127 126

*コウノトリ支援事業:妊娠・出産の希望の実現に向け、不妊治療や不育症治療を受けた夫婦の経済的負担を軽減するため、 治療に要する保険診 療外の費用の一部を助成する事業

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

第3節 安心できる出産、子育て環境の整備

● 未婚の若者を対象とした恋愛・結婚・子育て に関する講演会、講座、イベントを行ってい ます。

● コウノトリ支援事業*の対象治療に不育症を

含めるとともに、助成金の上限額を拡大し、 不妊・不育治療の助成を行っています。

● 早期適切な受療と医療費による経済的負担の 軽減のため、妊産婦に対する医療費助成を 行っています。

● パパママ教室などの各種教室や個別の訪問指 導により、妊娠期から子育て期までの切れ目 ない支援を行っています。

● 浅間総合病院では、植物による緑の空間づく りやアロママッサージにより、快適で魅力あ る出産環境を提供しています。

● 乳幼児の健やかな成長発達のため、健康診査 時に「愛着形成」や「栄養」をテーマにした 健康教育を行っています。

● 予防接種の必要性や効果などについて、健康 カレンダー、市広報紙、ホームページなどで 周知するとともに、窓口相談や乳幼児健診に おける個別支援を行っています。

● 晩婚化や未婚率の上昇が少子化の進行に大き く影響を与えているため、結婚の希望を実現 するための環境を整備していく必要がありま す。

● 不妊治療の高年齢化が進んでいるため、妊 娠・出産の適齢期を周知する必要がありま す。

● 安心して妊娠・出産・育児ができるよう、妊 娠期からの切れ目ない支援や経済的負担の軽 減を図る施策を引き続き実施していく必要が あります。

● 乳幼児の健やかな成長のため、健康診査の受 診率を維持するとともに、支援が必要な乳幼 児への早期支援を実施していく必要がありま す。

● 予防接種の種類の増加に伴い、接種スケ ジュールが複雑化しているため、計画的に接 種できるよう啓発に努めていく必要がありま す。

● 結婚や子育てに対する意識の高揚を図るた め、未婚の若者を対象とした恋愛・結婚・子 育てに関するイベントなどを引き続き実施し ます。

● 不妊・不育治療の助成を通じ、安心して不妊 治療を受けられる環境づくりを推進するとと もに、妊娠・出産の適齢期について考える機 会の充実を図ります。

● 妊産婦に対する経済的負担の軽減を図るた め、福祉医療費給付金の支給を引き続き実施 します。

(1)結婚・妊娠の環境整備

● 妊娠期からの切れ目のない支援を継続するた め、パパママ教室やこんにちは赤ちゃん事業 などの各種事業の充実を図り、出産・育児支 援を推進します。

● 浅間総合病院では、引き続き安心して出産で きる環境を整備するとともに、出産後の母と 子の関わり方について学ぶ機会の提供に努め ます。

● 乳幼児の健やかな成長のため、健康診査と診 査後のフォロー教室・相談体制の充実を図り ます。

● 予防接種の必要性や効果などの啓発を図り、 適切な接種を推進します。

● 経済的負担の軽減のため、任意予防接種に対 する接種費用の助成を検討します。

(2)出産・育児の環境整備

離乳食教室「もぐもぐ できるかな」

合計特殊出生率の推移

少子化対策・母子保健

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

現状と課題

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

(人) 850

800

750

700

0

H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 820 825 815

802

742

出生数の推移

資料:長野県「毎月人口異動調査」

資料:長野県「毎月人口異動調査」 健康づくり推進課

施策目標

3.22

現状値(H28)

3.24

目標値(H33)

(市民アンケートによる満足度指数)

(11)

129 *信州やまほいく(信州型自然保育)認定制度:保育や幼児教育に自然保育を積極的に取り入れることにより、子どもの自然の恵みに対する感謝の

気持ちを醸成するとともに、子どもが本来持っている自ら学び、 成長しようとする力を育むことを旨として行う信州型自然保育の基本理念に基づき 長野県が自然保育を行う幼稚園、保育所などを認定する制度

*認定こども園:「就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能」・「地域における子育て支援を行う機能」を備え、 認定基準を満たし、都道 府県知事から認定を受けた施設

128

*子育てサロン:子育て中の保護者などが、子育てに関する相談や情報交換、 交流が持てる場

*つどいの広場:就学前の乳幼児とその保護者が、つどい・交流ができ、子育てについて気軽に相談ができる場

*オールマイティパス:全国の小学 1 年生を対象に、市内にあるファミリー型の体験学習施設や文化施設、 観光交流施設などを、年間を通して無料 で利用できるようにするパスポート

*チャイルドライン:いじめや児童虐待など、悩みを持つ子どもからの相談を受けるために設置された専用電話

基本計画

第 4 章 第

4 章

第4章 豊かな暮らしを育む健康長寿のまちづくり

● 「佐久市子ども・子育て支援事業計画」を策 定し、全ての子どもが健やかに成長できる地 域社会の実現に向けた取組を推進していま す。

● 育児相談、児童館の午前中開放、子育てサロ ン*、つどいの広場などの各種子育て支援

事業を行っています。

● 地域子育て支援拠点施設として「わくわくラ ンドU−6」をイオンモール佐久平店内に開 設しました。

● 子育て支援の充実のため、平成 26 年度から 小学 1 年生を対象に、市内の体験学習施設 や文化施設などを年間通して無料で利用でき る「オールマイティパス*」を交付していま

す。

● 「チャイルドライン*」について、利用促進

のための広報を行うとともに、運営に必要な 支援を行っています。

● 児童虐待防止のため、ポスターなどの掲示や 相談先情報を配布するなどの啓発を行ってい ます。

● 子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、 同一生計の兄姉の年齢に関係なく第 3 子以 降の保育料を無料化するとともに、福祉医療 費給付対象者を中学生まで拡大しました。

● 創造性豊かな子どもの育成のため、子ども未 来館の展示物の充実を図っています。

● 就労形態の変化や核家族化の進行などによ り、子育てに対する市民ニーズが多様化して いるため、社会全体で子育てを支援していく 施策を推進していく必要があります。

● 不安や悩みを抱える子どもや保護者が家庭や 地域の中で孤立することがないよう、相談・ 指導体制を充実していく必要があります。

● 児童虐待の根絶に向け、早期発見と早期対 応、啓発の強化を図る必要があります。

● 市民が安心して子育てができるよう、引き続 き子育て世帯の経済的負担の軽減を図る施策 を実施していく必要があります。

● 子ども未来館の魅力を高めるため、展示内容 や各種講座、ワークショップの充実ととも に、地域や学校などとの連携強化を図る必要 があります。

● 施設の老朽化や今後の児童数の変化を考慮 し、統合や民間活力の導入を含めた保育所の 施設整備を計画的に進める必要があります。

● 児童数や保育ニーズの変化、施設の老朽化な どを総合的に考慮し、平賀・内山の 2 保育 所と望月地区の 4 保育所の統合を実施しま した。

● 平成 27 年度に信州やまほいく(信州型自然 保育)認定制度*の普及型の認定を受け、自

然を生かした保育に取り組んでいます。

● 子ども・子育て支援新制度における認定こど も園*への移行について、各施設に対し、情

報の提供を行っています。

● 新たに佐久平浅間児童館を整備しました。

● 各児童館において、放課後の児童の居場所を 確保するとともに、地域の特徴を生かした運 営を行っています。

● 多様化するニーズに対応する保育を実施する ため、保育士の確保を図る必要があります。

● 自然環境の変化に対応しながら、地域の自然 を生かした保育を安全に行う必要がありま す。

● 認定こども園の設置検討の支援のため、各施 設に情報を提供する必要があります。

● 臼田地区の小学校の統合により、児童館の配 置について検討する必要があります。

● 就労形態の変化や核家族化の進行など、社会 環境の変化に応じた児童が健全に育つ環境整 備が求められています。

4歳以上  3歳  3歳未満 3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0 (人)

H23 H24 H25 H26 H27 482 493 572 585 598 601 605 573 604 605 1,261 1,265 1,239 1,210 1,233 2,344 2,363 2,384 2,399 2,436

年齢別保育所入所児童数の推移

わくわくランドU−6

子育て支援・児童福祉

第一次総合計画後期基本計画の主な取組

現状と課題

資料:子育て支援課

(12)

130

基本計画

第 4 章

第二次総合計画前期基本計画の主な取組

● 多様化するニーズに対応するため、子育てサ ロンやつどいの広場などの子育て支援事業を 推進するとともに、多くの方が参加できるよ う、広報活動の強化を図ります。

● 子どもが不安や悩みを解決できるよう、 「チャイルドライン」を支援するとともに、 保護者の育児不安を解消するため、相談・指 導内容の充実を図ります。

● 児童虐待の早期発見と早期対応、予防のた め、関係機関と連携し、啓発の強化を図りま す。

● 子育て世帯の負担軽減を図る各種施策につい て検討します。

● 子ども未来館の展示内容や各種講座、ワーク ショップの充実を図るとともに、地域や学校 などとの連携強化を図ります。

(1) 子育て支援サービスの充実

● 施設の統合や民間活力の導入を検討するとと もに、施設の改築や設備の充実など、保育環 境の整備を推進します。

● 乳児保育、延長保育、休日保育、病児・病後 児保育など、ニーズに応じた保育内容の充実 を図るとともに、保育士の確保に努めます。

● 地域の自然を生かした屋外活動を中心に、地 域の文化などを取り入れた保育を推進しま す。

● 認定こども園の設置の検討を促進するため、 情報提供に努めます。

(2) 保育サービスの充実

● 臼田地区の小学校の統合に併せ、児童館の配 置を検討します。

● 児童が健全に育つ環境整備のため、地域と連 携しながら、特徴ある児童館運営に努めま す。

(3) 児童館の整備と運営

子育てサロン

施策目標

3.20

現状値(H28)

3.25

目標値(H33)

参照

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